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生活習慣病について
糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満は高カロリー食、過食、運動不足、喫煙、飲酒などの生活習慣が要因で起こる病気で、互いに合併することが多いのが特徴です。
家から職場までは車で通い、昼はカロリーの高い外食ですませ、仕事場や家庭でも運動する機会がなく、ストレス解消と称して喫煙や飲酒量が増えて、休日もついつい昼まで寝てしまうという生活を送っている方は要注意です。
このような生活習慣が病気の原因になりますのでこの生活習慣を早く見直さなくてはなりません。
厚生労働省は「健康日本21」という目標を掲げ、生活習慣病の撲滅に取り組み始めました。
肥満症
体の脂肪が過剰となる状態が肥満症で体重(Kg)÷身長(cm)×100で求められるBMIという数値が25以上の場合、肥満と診断します。
肥満は糖尿病、高血圧、高脂血症などの病気の要因になります。
また肥満は膝関節痛や腰痛の原因にもなります。
腰痛の治療のために湿布や痛み止めを安易に飲み続けるのではなく、肥満になっていないか見直す必要があります。
野菜や果物を多く取り入れたバランスの良い食生活と適度な運動習慣が肥満の治療に大切です。
高脂血症
血液中のコレステロールや中性脂肪が増加した状態です。
コレステロールや中性脂肪は体を作る成分となり、エネルギー源として欠かせないものです。
しかしそれも過剰になると動脈硬化を引き起こすなど有害となります。
高脂血症になっても自覚症状はないため血液検査から早期診断し、治療を受けなくてはなりません。
毎日1時間歩くことを目標とした運動を心がけて食事のカロリーに注意して生活することが大切です。それでも改善しないときに薬剤を使用し治療をおこないます。
高血圧
血圧が高くなると頭痛、めまい、肩こりなどの症状が現れます。
しかし自覚症状がないケースもあるので注意が必要です。
血圧が高い状態が続くと脳出血、脳梗塞、心筋梗塞、動脈瘤、腎不全など重大な疾患を引き起こします。
したがって高血圧も早期発見、早期治療が大切です。血圧が高い方は適度な運動に加えて、減塩、禁煙、節酒など生活習慣を見直さなくてはなりません。
それに加えて患者さまの状態に適した薬剤をしっかり服用する必要があります。